もしも世界が私のためにあったら
私は絵を描かなくても笑っていたのかな
もしも世界が君のためにあったら
君はそんな風に泣かずにいられたの?
誰かの周りで起きていることが
いつの間にかひとりひとりの頭に入って
追い払おうにも追い払えなくて
そうして自分の世界とみんなの世界を比べるの
彼らが持っていないものをきっと持っているのに
そんなことも忘れて手を伸ばしたくなるの
まるで自分のそばには何もないかのように
まるで誰の心にも居られないかのように
ねえ、人はひとりぼっちでは生きていけないみたいよ…
君がいつかひとりぼっちになった時
私を思い出してくれる?
生きるって寂しいね
だけどそれでも歩くんだね
いつか夢見た終わりが
懐かしい匂いと一緒にやってくるまで
そんなに長くないよ、大丈夫
きっとあっという間だよ
痛いのも、切ないのもね
だから安心して
今夜も目を閉じて
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