Bouquet
- orie
- 2月9日
- 読了時間: 2分

最近、大きく日常が変わることがありました。
それはとっても痛みを伴って、私は自分が千切れてしまうかと思いました。
そんな中で、私は私を守るために考えていました。
世界が勝手に色を変えて、全部なかったみたいに様変わりしてしまっても
私自身が変わらなければ、私自身が傍にいれば…
ヒーローはどこにもいないのです。
底へ沈んで身動きがとれない自分へ、光の方から手を伸ばすのは
それもまた自分しかいなかったのです。
助けは来ない。奇跡は起こらない。
意味などない。天国も地獄もない。
どんなことが起ころうと、ただただ、日常でしかありません。
暗い言葉のように思いますか…?
暗闇を底へ押し込めて見て見ぬふりをするよりは、
暗闇を真っすぐ見つめて対峙してやりましょう。
胸を張って、堂々とした態度でその目を見つめ返すのです。
彼は恐ろしそうなふりをして見せるでしょう。
その口元には牙が光って、思わずしゃがみ込みたくなってしまうかもしれません。
でも、その口元に美味しいいちごケーキをお裾分けしてみます。
怖そうな角にだって、可愛いリボンをつけてみましょう。
ちかちかと光る穏やかな電球で体中をライトアップしてみれば、ほら。
さほど怖くなんてない。むしろ笑えてくるかも。
あら、そんな姿だったの?案外可愛らしかったのねって。
世界がどんなに恐ろしそうな顔をして、私のことを追い詰めてしまっても
きっと私の見方や考え方次第で、ある程度のことはどうとでもなるのです。
私はそれを今回学び、自分自身に伝えました。
何度も何度も根気強く。
未だそんなに上手にはいきません。
怖がりな私には、あらゆるものが襲いかかってくるように見えてしまう。
でも少しずつ、少しずつ自分を助けられたらなって思っているんです。
だからあなたも。
もし今苦しくて、全てが恐ろしく見えてしまっているのなら。
何よりも自分自身のことを優先して、そしておまじないを唱えてみてください。
「大丈夫、それとこれとは、別のおはなし。」
そして暖かい部屋の中で、ホットココアでも飲みながら
ゆっくりと好きなことに浸ってください。
窓の外では雷が落ちて、激しい嵐が吹き荒れているかもしれません。
でも、どうだっていいのです。そんなこと!
だってあなたのお部屋は、いつだって変わらず暖かいままなのですから。
あなたと私の心のお部屋が、ずっと穏やかでありますように。
花束を添えて。
いつだって願っています。
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