全ては受け入れられない世界で
私は心を分けて他所へ置こうと思ったのです
どこかに散らばった記憶の感情は
そうして誰かの元へ到着して
片っぽと片っぽがお守りになったらいいのにと、端っこの窓からぼんやり思うのです
いくつも増えた水滴が
泡になる前に流れ落ちた夜
許せない事がたくさんあったでしょう?
どうしてこんなものなんだって
現実のおはなしは信じたくないものばかり
昔意地悪な誰かが損と名付けたみたいに
きっと優しいあなたは持っているものが多い分、こぼれ落ちてしまうのでしょう
あたたかいものや柔らかいものを
わざと握りつぶしてしまう人もいるのだけど
見えたものだけが全てじゃないのだから
いいじゃない、そのままで
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