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BLOG: Blog2
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かたっぽ



全ては受け入れられない世界で

私は心を分けて他所へ置こうと思ったのです


どこかに散らばった記憶の感情は

そうして誰かの元へ到着して

片っぽと片っぽがお守りになったらいいのにと、端っこの窓からぼんやり思うのです


いくつも増えた水滴が

泡になる前に流れ落ちた夜


許せない事がたくさんあったでしょう?

どうしてこんなものなんだって

現実のおはなしは信じたくないものばかり


昔意地悪な誰かが損と名付けたみたいに

きっと優しいあなたは持っているものが多い分、こぼれ落ちてしまうのでしょう


あたたかいものや柔らかいものを

わざと握りつぶしてしまう人もいるのだけど

見えたものだけが全てじゃないのだから


いいじゃない、そのままで



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