orie

2020年7月1日

ほんとのきもち

なんだか寂しさが抜けなくて、本当のことを見ないようにしている私がいて

なんでだろうなあと思いつつも

見ないふりばかりが上手になっている自分に気がつきました

だからこの間久しぶりにドライブをして

綺麗な海や紫陽花、優雅に泳ぐ鯉を見ました

なんで苦しいのに苦しくないように誤魔化しているの

自分をだます必要ある?

そんな風に思いました

なんとなく自分の過去の言葉を思い出してハッとしたりもしました

気持ちがもやもやして、特に理由はないんだけど悲しい時は

別にそのまま悲しい気持ちでいていいのです

「元気になって、頑張って」

そういう言葉はきっと追い詰めたいわけじゃなくて

ただ貴方や私を思う心から出る言葉で

それに少しプレッシャーを感じてしまうのもまた相手を思うからで

雨上がりの紫陽花みたいな気持ちでした

眩しく晴れる日はまだ先かもしれません

だけどその時、その時に見える景色を

大切に抱えていきたいと思います

夢を見て、その夢に触れた時に望んだ色ではなかったとしても

傲慢にならず、上からその色を塗り替えず

それでいいのだと思える人になりたいです

それに私は、長い長い夜が好きなのです

貴方が私を見つけてくれたから